進化の余地はいかほど!?“スジエビ”の新展開|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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進化の余地はいかほど!?“スジエビ”の新展開

古くは金魚、近代ではグッピーや小型エビ。近年では日本メダカの品種改良が人気を博しておりますが、もともとの色・柄・用途などの理由から、趣味界での“改良”という概念が発生しなかった生物もたくさんいます。今回はそんな地味を地で行く日淡定番エビ・スジエビの新展開に触れていきます。

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いわゆる“普通の川エビ”スジエビとは

あのスジエビに大注目の波が!?

池や川でのレジャーの折に「モエビ採れた~ッ!」とか言われる事が非常に多い種。光点の入る透明感の強い体に、その名の通り黒い筋が入るというとてもシンプルな色彩の持ち主です。他の河川産小型エビと一緒くたに「モエビ」とか呼ばれることから、ヌマエビと同様のコケ取り屋さんとして認識される向きもあるようですが、実際はかなり肉食傾向の雑食性といった感じで藻類駆除の役にはあまり立ちません。残餌処理能力はとても高いのですが、あまりお腹が空くと器用に動くハサミ脚で小型魚にちょっかいを出す場合もあるので、無造作混泳は要注意です。

あのスジエビに新色登場!!

何でも固定されているんだとか!

以前から時折赤っぽい個体が出現することが知られていたスジエビですが、何と!そういった特徴の個体も選択交
配した結果、固定に成功した模様。色合いもかなり鮮やかで鑑賞価値の大幅アップに成功しております。卵からい
きなり稚エビではなく、浮遊性の幼生期を持ち繁殖難易度がやや高いことが知られているものの、色の強化や柄の追求など今後の展開も期待大ですよ♪。・・ヤマトヌマエビやミナミヌマエビにすごく青いやつとか時々見かけるけど、あれも固定できるんだろうか???

ひとまず目標はこのライン?

 

さて、今回は華やかな観賞魚界に一歩足を踏み入れた感のあるスジエビのカラーバリエーションを紹介しました。
機会があればぜひ一度飼育・探求してみてくださいね♪

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