絵になる上に飼育も簡単!インペリアルゼブラプレコの特徴|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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絵になる上に飼育も簡単!インペリアルゼブラプレコの特徴

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プレコ界のスーパースター「インペリアルゼブラプレコ」

 

インペリアルゼブラプレコは体に白黒のゼブラ模様を持ち、おとなしい性格が特徴の小型プレコです。プレコと言えばその飼いやすさから学校や公共施設など多くの場所で飼育されているイメージがありますが、大きな体でじっとして動かない姿を見てぎょっとした経験を持つ人も多いのではないでしょうか? インペリアルゼブラプレコは、そんなプレコのイメージを180度変えたと言っても過言ではないプレコ界のスーパースター的存在です。最大体長は約9cmと小さく、日本ではその愛らしさとゼブラ模様の美しさに人気が高まり、多くのインペリアルゼブラプレコ愛好家が存在します。

 

価格もスーパースター級?!

 

 

主な生息地はブラジルシングー川で、かつてはブラジルからの輸入を経て日本では多くのワイルド種が流通していました。近年では、ワイルド種のほかに日本国内で養殖されたブリード個体も多く流通しています。熱帯魚を扱う専門店やペットショップでは、常時入荷しているケースは珍しく、販売時は1体10,000円~15,000円ほどの値がついています。

 

飼育しやすいのも特徴の一つ

 

 

熱帯魚の中でも高額な部類に入るインペリアルゼブラプレコは、見た目の美しさに加えて飼育時に多くの手間を必要としないのも特徴の1つです。水温は20度~28度と広く対応し、弱酸性~中性(Ph6.5~7.5程度)の水質を好む傾向があるので水質管理も比較的手間がかかりません。飼料は顆粒やタブレットタイプの人工飼料から冷凍アカムシなどの生餌まで環境に応じて順応できるので、購入時に飼育されていた環境に合わせれば簡単に餌付けもできるようになります。ただし、食い付きや反応は他の熱帯魚に比べて遅い傾向があるので、混泳水槽では餌が十分行き届くよう配慮しなければいけません。また、インペリアルゼブラプレコは体格に見合わず大ぶりなフィン(ヒレ)を持っているので、気性が荒い熱帯魚や雑食性で食い付き癖のある熱帯魚との混泳は避けておくのが無難です。同種を同じ水槽で複数飼育すると、個人でも繁殖させることが可能なのでぜひ挑戦してみましょう。