目指せワールドカップ!?「サッカープレコ」の飼育方法は?|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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目指せワールドカップ!?「サッカープレコ」の飼育方法は?

南アメリカの熱帯地域に生息するナマズの仲間「プレコ」。しかし一言にプレコといってもその種類は様々で、それぞれ見た目はもちろん大きさや特徴、また寿命まで違ってきます。今回はそんなプレコの中から「サッカープレコ」についてご紹介していきます。

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サッカープレコはどんな熱帯魚?

 

サッカープレコはナマズ目ロリカリア科の熱帯魚であるプレコの一種です。プレコの中でも流通量が多い種類なので、熱帯魚の専門ショップ以外にもホームセンターなどで扱われており一度は目にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。ヒポプレコとして売られていることもありますが、現在流通している物はオリジナルのヒポプレコと別の種が交雑した種であり、厳密にはヒポプレコではないとされている場合もあるようです。

ちなみにサッカープレコの「サッカー」はボールを蹴るスポーツのことではなく、英語で「吸う者」という意味の「Sucker」をという意味になっています。

 

サッカープレコの飼育方法

 

サッカープレコは丈夫なので飼育もしやすく、基本的な飼育方法は一般的なプレコと同様で問題ありません。プレコには胃袋が無いため、餌をしっかりあげる必要がある点に十分注意しましょう。またサッカープレコは成長が早く40cm以上にも成長するため、60cm以上の大きめの水槽で飼育をすることが望ましいといえます。

 

サッカープレコは混泳可能?

 

サッカープレコは基本的におとなしい性格をしているため、混泳は可能な種の熱帯魚です。しかし成長すると大きくなることや多少気が荒くなるため、プレコと同じく下層を泳ぐ熱帯魚との混泳には注意が必要です。

またプレコは狭い水槽内ではテリトリーを形成するため、プレコ同士の混泳では小競り合いが起こってしまいます。水槽のサイズを大きくすることや、レイアウトで隠れ家・居場所を確保することで混泳は可能となりますが、難易度は高いといえるでしょう。

 

基本的には飼育のしやすいサッカープレコ

 

 

基本的には丈夫で飼育のしやすい熱帯魚といえるでしょう。しかし成長すると40cm程の大きさになることや、気性も荒くなることで混泳が難しくなるなど注意しなければなりません。寿命も10年以上生きることがあり、長く飼育を続ける必要があるため、飼育を考える際はしっかりと検討を重ねる必要があります。育てられなくなったからといって川などに流してしまうと生態系を壊してしまう可能性があるため、間違ってもそうした行為は行わないようにしましょう。