熱帯魚に合わせて水草も変えよう!水草の種類と選び方|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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熱帯魚に合わせて水草も変えよう!水草の種類と選び方

熱帯魚だけが泳ぐ水槽は何だか殺風景なもの。熱帯魚の飼育にだんだん慣れてくると、水槽内をきれいにレイアウトしてみたくなりませんか?そこで今回は水草の種類と上手な選び方を初心者の方にも分かりやすくご紹介します。

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種類が豊富!最初は手軽で丈夫な水草がおすすめ

 

水槽のレイアウトを考えながら水草を選ぶのは楽しいものですが、初心者の方は少し注意が必要です。熱帯魚と同じように水草にもさまざまな種類や特徴があります。水草は好みだけで選ぶのではなく熱帯魚との相性や水槽の環境を考えながら、慎重に選びましょう。

水草の種類は、茎を葉を持つ「有茎水草」、周囲に葉を広げる「ロゼット型水草」、水面に浮かんで生える「浮き草」、コケの仲間の「モス(水苔)」などです。また、太陽の光を必要とする「陽性水草」と日陰でも育つ「陰性水草」があります。なかには育成が難しい種類もあるため、最初は「アナカリス」「バリスネリア・スピラリス」「アヌビアス・ナナ」「ヘアーグラス」など簡単で丈夫な水草がおすすめです。

 

※画像はアヌビアス・ナナです。

 

元気に育てるために!お店で水草を選ぶ時のポイント

 

どの水草を育てるか決まったら、早速お店へ出かけて水草をよく観察してみましょう。元気な水草を選ぶポイントは、まず葉の数が多くて色が良いものを選ぶことです。茎や株が太く葉がのびのびとしており、枯れたり折れたりしているところがなく新芽が生えているものは元気な水草と言えます。変色や斑点があるものなどは避けた方が無難です。

水草を購入してきたら、水槽に入れる前に下準備が必要です。まずは水草をきれいな水で優しく洗います。貝や虫、コケなどが付いている場合は取り除きましょう。水質を悪化させないために、傷ついた茎や葉はもったいなくても切ってから水槽に入れます。水槽の奥から背の高い水草を植えて、水槽の手前には背の低い水草を植えるのがレイアウトの基本です。

 

 

レイアウトの美しさだけではなく、水草には光合成による水質の浄化や、繁殖のための産卵場所などの役割もあります。それぞれの特徴や育て方のコツを楽しく学びながら、元気な水草を育ててみてくださいね。