最近噂の実力派コケ取り魚・シルバーフライングフォックス|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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最近噂の実力派コケ取り魚・シルバーフライングフォックス

一言に『コケ取り屋さん』といってもプレコのようにパワフルながら繊細な仕事が苦手な大型種から、過度な存在感を感じさせずにチョコチョコ仕事をこなすオトシンクルスやペンシルフィッシュ等の小型種まで、得意・不得意・個体あたりの仕事量など特徴も様々です。そんな数ある『コケ取り屋さん』の中で近年知名度を増しているとあるお魚がいるのだとか。今回はそんなクリーナーフィッシュの注目株・シルバーフライングフォックスを紹介していきます。

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シルバーフライングフォックス Crossocheilus reticulatus

メコン川やチャオプラヤ川の流域に分布するお魚。その姿形から想像される通り『コケ取り屋さん』として古くから有名な“サイアミーズ・フライングフォックス”の近縁種で、最大サイズも15、6cmと同程度。見ようによってはシックな印象も受ける黒いストライプが特徴のサイアミーズ何某と比較しても、尾柄に黒いスポットが入るだけと残念ながら色彩面ではまったく見るべきところが無いお魚・・・ですが注目すべき点はそこじゃないのだとか。

どうもコケ取り能力がガチで凄いらしい。

なかなか勤勉そうな動きをします。

このお魚についていろいろリサーチしてみたところ、そのコケ取り能力はオトシンクルス(並)はもちろん、サイアミーズ何某や、アルジーイーターを大きく凌駕する!と各所で評され、また観賞魚卸・小売勤務経験有りの知人ベテランアクアリスト曰く「どうみても捨てた方が早いレベルで生えた流木・水草の黒ヒゲゴケもバリバリ取るよ♪」とのこと。最近でこそ本種のみの流通があるものの、従来他種の『混じり』程度の流通頻度、かつ注目されづらい地味なマイナー種というハンデを背負いながら注目度上昇中の本種・・・どうもタダモノではない雰囲気が!

 

さて、今回は地味かつマイナーながらその能力で注目度を上げつつある注目種・シルバーフライングフォッ
クスを紹介しました。入手の機会がありましたら混泳相手との相性を考慮しながら上手に活用してみてくださいね♪

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