実際どうなの?林檎な名前のアクアリウム生物|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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実際どうなの?林檎な名前のアクアリウム生物

酸っぱさ酸味、場合によると皮の苦味がウリの柑橘類に比べて人気度でいえば全然無難どころな果物・林檎(りんご)。実はアクアな生物にもなぜかそんな人気のフルーツ『林檎』を冠した名前のものがおります。今回はそんな『りんご』な名前のアクア生物3種類を紹介していきます♪

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アップルスネール Pomacea canaliculata

一般的には『ジャンボタニシ』と呼ばれる大型の淡水性巻貝。南米はラプラタ川流域産とされ、日本国内に定着にしているものは食目的で日本に導入・投棄されたものとされています。従来Pomacea insularum・ラプラタリンゴガイとされていましたが、遺伝子解析を含めた調査では実際はほぼ本種とのこと。観賞用としては黄変種の流通がほとんど。直径8cm

 

 

アップルヘッドパーチ Parambassis pulcinella

“グラスフィッシュ”や“グラスパーチ”と呼ばれる透明感のある小型スズキ類の大型種。本種の大きな特徴は言わずもがな、その大きく飛び出した頭部です。ただしグラスフィッシュやグラスエンゼルをご存知の方ならお分かりいただけると思いますが魚体が『薄っぺら』なのでこの頭部も薄っぺらです。似たようなペラペラ体型で腹側が強く張り出したテトラ・ハチェットフィッシュはなかなか『手斧(ハチェット)』らしいところがあるのですが。うーん、アップルとはなんとも・・・。

 

 

シーアップル(アデヤカキンコ) Pseudocolochirus axiologus

「おまえのようなリンゴがあるか!!」とか絶対に陰で言われてるナマコ類。前述アップルスネールにしても、アップルヘッドにしても何か「おおっ適当なサイズで丸こい(部分がある)やん!」→「名前にアップルつけたろ♪」という勢いのある様式美が感じられます。聞いた話では本種は体内に忌避物質的な成分を含んでいるらしく、死亡した場合水槽内がピンチになるそうなので飼育の際には『生存確認』はしっかり行ったほうが良さそうです。あ~今気付いたんですがこいつ、ドラゴンフルーツのほうがイメージ重なりません???

さて今回は無難に人気の果物『林檎』な名前のアクアリウム生物を紹介しました。
機会があればぜひ一度飼育にチャレンジしてみてくださいね♪

 

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