大きなコブが特徴的!フラワーホーンの特徴と飼育法|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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大きなコブが特徴的!フラワーホーンの特徴と飼育法

額の大きなコブと鮮やかな模様が特徴的で人気のある熱帯魚「フラワーホーン」。今回は、初心者にも飼いやすいと言われているフラワーホーンの特徴や、飼育の際の注意点などをご紹介していきたいと思います。

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フラワーホーンはどんな熱帯魚?

 

フラワーホーンは、2001年に「シクラソマ」に「シクリッド」を掛け合わせて東南アジアで生み出された改良品種の熱帯魚です。作られた種なので、もちろん自然界には存在しません。最近では、色々な組み合わせで交配されたバリエーション豊富なフラワーホーンを見ることができます。

風水が信じられている地域では、フラワーホーンの鮮やかな赤色や黒い斑点、体にちりばめられた青色から「幸運を呼ぶ魚」とされています。

 

フラワーホーンの魅力・特徴

 

 

フラワーホーンの特徴は、何と言っても鮮やかな体色と額の大きなコブ。特に、額のコブは非常に個性的ですよね。その他の特徴としては、水質にうるさくないことやストレスに強いこと、エサの好き嫌いがあまりないことなどが挙げられ、とても飼育しやすい熱帯魚だと言われています。

さらに興味深いのは、フラワーホーンは飼い主の顔を覚え、飼い主に懐く熱帯魚であるということ。人に近付いてきたり、人の後を追いかけるような行動をとることがあるので、犬や猫のようなペットとしての可愛さを感じることができるはずです。

 

フラワーホーンを飼育する際の注意点

 

水槽

フラワーホーンは最大で30cmほどになる大きな熱帯魚ですが、水質の悪化や水槽の狭さなどのストレスに強いため、60cm規格の水槽でも飼育できます。ただし、いくらストレスに強いと言ってもやはり水換えなどのメンテナンスは必要です。水質に神経質になる必要はありませんが、水温は28~30℃ほどの少し高めに設定するのがポイントです。

エサ

フラワーホーンは、フラワーホーン用の人工飼料や生餌など基本的になんでも食べることで知られています。とはいえ、体格の維持や色を美しくする色揚げなどを考えるならば、栄養の偏りなどに気をつけながらエサを与える必要があります。

混泳

フラワーホーンはシクリッドの仲間で、性格が非常にキツく凶暴なため混泳には向きません。フラワーホーン同士の混泳では激しく争い、弱いほうがボロボロにされてしまいます。

セパレーターなどで区切って他の熱帯魚と一緒に飼育することもありますが、しっかりと固定しておかないと外してしまうこともあるので注意が必要です。

フラワーホーンは飼育がとても簡単!

 

 

フラワーホーンは非常に強い魚で、初心者でも飼いやすい熱帯魚だとされています。病気になっても薬に強く、治療がしやすいのが特徴です。あなたも、ペットのように懐いてくれるフラワーホーンと一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか?