まさに生きたインテリア!「ベタ」の魅力|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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まさに生きたインテリア!「ベタ」の魅力

ベタは、魚の中でも珍しい肺呼吸ができる魚としても有名です。 ベタの飼育ですが、水の管理方法や習性をきちんと理解すれば決してベタの飼育方法は難しいものではありません。比較的簡単に飼育することができるので初心者の方にもオススメです。

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ベタの飼育方法!ベタってどんな魚?

 

ベタの正式名称は「ベタ・スプレンデンス」。タイのメコン川流域に多く生息する生き物です。ベタにはラビリンス器官という特殊なエラがあり、この器官を使うことでベタは水上の空気を直接取り込み呼吸することができます。ベタで最も多く普及しているのは「トラディショナルベタ」と呼ばれるものです。赤や青などの美しいヒレが特徴です。さらにベタの美しさを競う品評会などでは「ショーベタ」と呼ばれるものが人気です。どちらも品種改良によって生まれたものですが、ショーベタはトラディショナルベタよりもヒレの形や色の美しさ、尾の長さなども細かに改良され、値段も1万円以上するものが多いです。

 

初心者でも簡単!基本的なベタの飼育方法

 

 

ベタを飼育するにあたって気を付けるべき点はまず水です。ベタは、原産地の沼や池のような環境を好むため、水の変化も苦手とされています。そのため、ベタを飼育する際は「水の流れがなく、かつ水替えの頻度を軽減するためになるべく水を汚さない環境」を作ることが大切です。水替えは3日に一回程度、水槽の底に溜まったゴミを水と一緒にチューブで吸い出して減った分の水を足すようにします。新しい水はカルキを抜き、温度を合わせておきましょう。エサはベタ用のエサを1日に2~3回、3~5粒ほど与えます。

 

ベタを飼育する際に注意すること

 

(画像)コイベタ

 

ベタを飼育する際は必ず水槽に1匹にしましょう。ベタは、別名「闘魚」とも呼ばれるほど気性の荒い性格です。特にオス同士は縄張り争いをし、時に相手を死なせてしまうこともあります。また、ヒレをエサと勘違いされて食べられてしまうことがあるので、他の種の魚との混泳にも不向きです。

 

(画像)普段はヒレを閉じていることが多いですが、相手を見つけると広げて威嚇します。

 

ベタは繊細なようで意外と丈夫な魚なので初心者でも比較的飼育は簡単な魚と言えます。さまざまな種類や色が楽しめるのも魅力のベタ。大切に育ててあげてくださいね。